13歳の時、ROCKに魅了されてからたくさんバンド組んだ。
最初は中2の時で、無理矢理友達引き込んで楽器買わせたなぁ。ちなみに私はその時ドラムでした。後、6年程叩き続けたんですね。
いつしか歌い手さんになってましたけど。

最初にボーカルで入った女の子バンドの初音合わせは、ブルーハーツ歌わされたんだけどドラム叩けるならドラム担当でと、なってしまい又叩き続けていて、でもやっぱり歌が歌いたくて、次のバンドへ入りしばらく歌いまくっていた。確か、ここでの初音合わせはパンテラとレッチリだったな。すごい難しかった記憶が..

このバンドの解散の後、私が心に決めていた事は「次のバンドを作るなら、自分の右腕になるような人と組んで、そのバンドで最後にする」と、かなりの意気込みで一緒にやってくれるメンバーを探していました。
丁度、今のバンドのリーダーが女ボーカルを探しているとの情報をキャッチした私は即アタックした訳です。
元々、友達だったし、同じライブハウスに出てたりしてた時期もあり、割と近いシーンでアクションしていた事もあったので、バンドの決定は早かった。
要は、お互い得体が知れていたし信頼もあったし、やりたい意図が似ていたしね。
サウンドはそれから産まれて行くから、取りあえずタッグを組む事になった。

リーダー(ミキト氏)はこの当時、ニュージーランド人のコイルと”CHAPTER”というインダストリアルバンドを組んでいました。
今でも”CHAPTER”の事は海外の人も結構知っていてびっくり!その道で有名だったんですね。

私と新しいバンドを立ち上げる為、リーダーは”CHAPTER”を抜けるんだけど、そのラストライブを見に行った時、出ていたバンドに”BITCH”(DESTRUCTSYSTEMのコウキくんのバンド)もいて、何だか凄い顔ぶれだったなぁ。
もちろん、この当時から皆さん凄いカッコ良かった!尖ってましたよ〜〜!

偶然にもこの夜の”CHAPTER”のライブの数時間前に、
私はその時組んでいたバンドのラストライブで、名古屋ツアーから帰って来たばかりだったのです。
自分もつい昨日の晩、一つのバンドの最後を終えた後だったのでこの日のライブはよく覚えてる。

メンバーが抜けたりやめたりするのは、どんな形であれ何だか切ないものです。
特に、私は抜けた後に組むメンバーだから申し訳ない気持ちと、頑張ろうって気持ちが交差してた。

それから本当に、本腰を入れて毎日毎日がバンドを作り上げる為に過ごした。
(バンド結成して半年してドラムのニッシーが加入)
たくさん喧嘩して、色々見つめ合って、それでも又喧嘩して…(苦笑)
リーダーの作る曲は素晴らしくカッコ良くて、私は歌詞とメロを乗せたい思いで悪戦苦闘してた。

結成して、1年が経ち、2年が経ち、3年位経った頃かな、この頃から自分達の楽曲や音楽スタイルに対して、絶対的な確信が強く成り始めたのは。
誰にも負けないと思ってたし、自分にも痛めつける様に叩きまくって、叩きまくられて、やるからには一番になって世界へ伸し上がってやるし、きっと自分達の音楽を好きになってくれる人は絶対いるって信じてた。

もーあの頃は周りは全て敵だーってトゲトゲしてて嫌なヤツだったろうなぁ。
ホント、人の言う事信じなかったし(苦笑)
だけど、一人、二人、と応援してくれる人達が出来て、同じ様な道を進んで来た人達と出会った。
きっと皆、お互いにどこか似た様なモノを持っているから偶然ではなくて、自然に惹かれ合うのだろう。出会った人達がいなかったら音楽を止めていた。

いくら好きな事だって、やり続けていれば嫌な事もあるしね。
でもそう言う時って、必ず力と元気をくれる人が現れる。
これが予想もつかない人物だったりするから、また嬉しくなるんだ。
つい先日も、凄い久しぶりに会った人がいて、真っ赤な薔薇を頂きました。ありがとうございます!

やっぱり、人は人から出来ているんだなと思った。当たり前ですが…
好きな人達と話したり、顔を見るだけで心と体に栄養を得た感じになる。
だから嫌な事があっても、自分が出会って来た人達から力と元気を貰ったんだから、もう少し頑張ってみるかと自分に言い聞かせる。いつもいつも、もう少しもう少しの魔法をかける。


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